2013-12-16

有楽町散歩



   Summicronの「F2.0」という明るさに任せてシャッターを切ってゆく。 昼間はシャッターの降りたお店の前で、やや寂しそうな表情の船長さんだったが、夜になるとお店には暖かい色のランプと客の賑わいを見守るようにキリっとした表情に。


   「ミルクワンタン」 - また不思議なお店。 たぶん「とろけるようなワンタン」なんだろうなぁと想像しながらカメラを向ける。 中から店主らしき男性がこちらを見ていた。 軽く会釈してまた歩を進める。


   ラーメン? 昼間よりも板の隙間が開いたような。 でもお店は開く気配がない。 こうした屋台が新幹線や東海道線、山手線などのガード下あたりに点在している。 あきらかに人の手が掛かっている気配があるのだが、一体何時になったら営業状態になるのだろう。 で、それってどんな風景なのか...。


   こちらはBiogon 2.8/28mm。 氷屋さんなのだが、どういった需要なのだろう。 一般的な料理屋は近所に点在しているが、魚屋という感じでもなく、さて氷の使い道とは? 不思議なガード下。


   ちょっと移動して、この先はもう八重洲口が近い。 高速道路のガード下のレストランが、鉄道下とはまた違った、ややどっしり構える雰囲気。 夕刻の洞窟といった店構えには興味を引かれる。